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こんにちは、院長の前原です。
今日は矯正のための抜歯についてお話しようと思います。
つい先日 矯正の相談に来られた患者さんの例です。
矯正を行いたいので顎に埋まっている親知らずを抜いてほしいとの依頼でした。
部位は左上の完全に埋まってしまっている親知らず、しかも根っこが湾曲しています。
抜歯の難易度としてはかなり高いものでした。
では、なんの症状もない親知らずをなぜ抜かなければならなかったか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
おそらく今回のケースでは、この歯を抜かなくても矯正治療はできましたが、歯がきれいに並んだあとの、後戻りを予防するためのものでした。
矯正治療は、きれいに並びました、はい、おしまいではないのです。どうしても元の位置に戻ろうとする力が働いてしまうのです。
なので、後戻り防止のリテーナー(後戻り防止の器具)を装着したり、後戻りを手助けしてしまう要素を事前にとっておく必要があるのです。
抜歯後の写真、見事に湾曲していますね(笑)我ながら自画自賛の抜歯でした✌
当院では、矯正は他院で行う患者さんに対して、抜歯だけの依頼も承っておりますのでお気軽にご相談ください。
ではでは、今日はこのへんで。
P.S 今日で10月も終わりですね、早いもので今年もあと2ヶ月。CS,日本シリーズが楽しみです。